2014年2月14日金曜日

朝起きたら窓の外がいつもと違う感じがした。
俺は勢いよくカーテンを開けた。

「雪だ!!」

俺は一気に目が覚め、パジャマのまま窓の外に飛び出し、裸足で雪の上を走った。
そして雪を丸めては投げ、丸めては投げを繰り返し、まるで初めて雪を見たアフリカ人位にはしゃいだ。

そう俺は雪が大好きだ!!

この関西では特別な日を俺はどうやって過ごそうかとほくそ笑んだ。

しかし残念ながら稽古が始まる時間には雨へと変わってしまってた。

俺は心の中で呟いた。

「頼む神さん、今日がバレンタインデーというのに奥さんからは何も貰えてない家族の仲は溶けちまってもいい。でもな、この雪だけは溶かさないでくれ。」

俺の願いが通じたのか稽古の始まる時間には雨も上がり、微かながら雪もまだ残ってました。

俺はガッツポーズをした。

「出来る!!出来るぞ!!長年夢にまで見た誰が一番雪だるまをうまく作れるかを決める、Y-1グランプリが開催できるじゃねえか!!」
おもわず吠えてしまってた。
あまりの興奮のし過ぎで周りの雪が解けだすのを感じて慌てて冷静になるようにした。



まあ早い話が今日は稽古はそこそこにして、近くの公園に遊びに行ったんです。
楽しかったですよ
道着をドロドロにしてしまった子が帰る時、「絶対怒られる」とテンションが下がっていましたが、そんなん道着で雪だるま作りに行こうって言った俺が悪いんです。
すみませんでした。
でもみんな楽しそうだったんで許してください。
高学年の子はやはり雪合戦が始まり、顔に被弾してしまい鼻血が大量に出るアクシデントがありそれには焦りましたが、みんな道場の中では見せない良い顔してたと思います。
こんな大雪たまにはいいですね。