2008年4月23日水曜日

髭男爵

髭を剃りました。いや、剃らされました。実はですね、バイト先は髭禁止らしいんですよ。でも自分は髭に並々ならぬポリシーを持ってましたんで社員さんに一回言われたことあったんですがそれ以降注意されてなかったんではやしてました。でも昨日社長直々に「水谷君、やっぱりどーしても髭は剃れんか?」って言われました。俺の空手で培った危険をいち早く察知して回避する能力で社長の次に発するであろう言葉「もう来なくていいよクビだ。」ってのを言わす前に「剃ります、いや、剃らして頂きます!!」と元気に言っちゃいました。今クビなったら出来立ての庄内道場の家賃払えんようになるからそりゃマズいっすわ。で泣く泣く剃ったんですがもう幕内の力士が引退する時の断髪式ぐらい悲しかったですわ。でもね、以外や以外、悪くないんですよ。髭ある時は汚らしいって言われても頷けるんですが今は爽やか。まるで今のこの春の陽気のようにそよ風吹いてる感じですわ。しかも若く見えるし。10歳は若く見えるね。細見と歩いてたら同じ歳に見えてしまうんちゃうかな?制服着たら男子校生で行けんちゃいます。ヤベー、タバコ買うとき身分証見せてって言われたら
どないしょ?まあ俺タバコ吸わへんから買うこともないんですが。酒買うときは見せなあかんかも?ってんなわきゃーねえ。なんか剃った所だけ日焼けしてなくて青白いし皮膚弱いからヒリヒリしてるし。何が一番辛いかって誰も自分に「髭剃ったん?」って言ってくれんことですよ。俺の髭はそんな存在感の無さやったんかと。俺はそんな物の為にいつもバイトの社員の前で髭のこと触れられたらどないしょってビクついとったんか?クソー俺は十年後髭男爵と呼ばれる男になったんねん。